第2次ソロモン海戦(上) ガダルカナル奪還で早くも“暗雲”…空母撃沈、攻撃機は水上着水の悲惨 NO.2

第2次ソロモン海戦(上) ガダルカナル奪還で早くも“暗雲”…空母撃沈、攻撃機は水上着水の悲惨  NO.2

(4/6ページ)【関西歴史事件簿

翔鶴隊から攻撃を受ける「エンタープライズ」

 アメリカ第61任務部隊もちょうどそのころ、フレッチャー中将が哨戒機からの日本空母発見の知らせを受けて、空母「サラトガ」からSBD艦爆30機、TBF雷撃8機を発進させた。

さらにその直後、そのアメリカ索敵機が龍驤の北方100キロ地点で翔鶴、瑞鶴を発見する。

が、その知らせはフレッチャー中将には届かなかった。

対する南雲機動部隊の本隊も、重巡「筑摩」の偵察機の知らせで南方480キロにアメリカ機動部隊の存在を知り、午後1時、翔鶴から零戦10機、99艦爆27機を発進させた。

ここに、ガダルカナル島をめぐっての日米の本格的な空母同士の最初の戦いが始まった。

午後1時、サラトガ隊が先手を打ち、龍驤に集中攻撃を浴びせた。

反撃力に乏しい龍驤は回避行動をとるが、たちまち魚雷1本と450キロ爆弾4発が命中し、船体は大きく傾斜する。

火はすぐに消し止められたが、この直後にガダルカナル島空襲から帰ってきた攻撃隊は着艦ができないことを悟ると、次々に水上に着水。

 

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そんな中で瑞鶴から第2次攻撃隊の零戦9機、99艦爆27機が発進したあとの午後2時半、翔鶴からの第1次攻撃隊がエンタープライズを捕捉。37機全機が攻撃態勢に入った。

(園田和洋)

【用語解説】当時の国策映画

ガダルカナル島での戦いが敗色濃厚になっていた昭和18年1月、松竹が公開した「開戦前夜」は日米和平交渉決裂下の16年秋、日本でアメリカ大使館付き武官のスパイと憲兵がしのぎを削るサスペンス感あふれる国策映画である。

1960年代になって市川雷蔵主演で大映が製作した「陸軍中野学校-開戦前夜」をどこかほうふつとさせる。出演俳優も田中絹代や上原謙という豪華キャスト。

また、モンゴル帝国の初代皇帝、チンギス・カンを大映が日本人キャストで上映された「成吉思汗(じんぎすかん)」大東亜共栄圏を意識した作品とみられる。

 

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一木清直大佐

 

【歴史事件簿】第2次ソロモン海戦(上) ガダルカナル奪還で早くも“暗雲”…空母撃沈、攻撃機は水上着水の悲惨

攻撃を受ける龍驤(上)

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