ミッドウェー海戦(4) わずか数分で「蒼龍」「赤城」など3空母が被弾・炎上…予想外の展開に動揺広がる連合艦隊4/5

ミッドウェー海戦(4) わずか数分で「蒼龍」「赤城」など3空母が被弾・炎上…予想外の展開に動揺広がる連合艦隊 4/5

 

あまりの急な攻撃だっただけに、対空砲も間に合わずに、「加賀」の甲板に爆弾が命中して、大きな爆発音とともに炎と黒煙が上がった。

「蒼龍」も被弾すると、数機の航空機が飛び跳ねて海中に落ちるほどの大爆発が起きた。

「赤城」への攻撃は護衛の戦闘機が着艦して燃料と弾薬を補給し、発艦しようとした瞬間だった。

2発の爆弾が続けて命中。

第2次攻撃用の爆弾と魚雷を装備した飛行機で満載状態だったため誘爆を起こし、艦型が分からないほどの黒煙に包まれた。

わずか数分の出来事だった。

敵の機動部隊に攻撃を加えることもなく黒煙をあげる3空母。

後方にいた「大和」内の連合艦隊司令長官、山本五十六大将のもとに、機動部隊次席司令官の阿部弘毅少将から「3空母が被弾して炎上」の連絡が入ったのは午前10時50分のこと。

誰もが負ける戦いではないと思っていただけに、予想外の展開に驚きの声のあとは、言葉を失った山本大将ら大和艦内の連合艦隊幕僚連中だった。

だが、3空母から50キロほど離れて雲の下にいた「飛龍」は敵の攻撃を免れ、無傷だった。

「飛龍で敵空母を攻撃しようと兵力を結集している最中」とする阿部少将の知らせを聞いたときは、絶望のふちにいた山本大将もわずかながら救われた思いをしたのかもしれない。

そして午前11時、山口少将が「われ、航空戦の指揮を執る」と宣言し、小林道雄大尉指揮の第一次攻撃隊24機がアメリカ機動部隊に向け発艦していった。

(園田和洋)

コメントを残す

サブコンテンツ

ブログの殿堂

ブログランキング

ブログ王

ブログ王ランキングに参加中! カテゴリー:芸術と人文/歴史

i2i

サイト内ランキング



フラッシュカウンター


忍者画像人気記事


このページの先頭へ