ミッドウェー海戦(4) わずか数分で「蒼龍」「赤城」など3空母が被弾・炎上…予想外の展開に動揺広がる連合艦隊2/5

ミッドウェー海戦(4) わずか数分で「蒼龍」「赤城」など3空母が被弾・炎上…予想外の展開に動揺広がる連合艦隊 2/5

 

だが南雲中将は、爆弾を装着したままで発進するにしても、ちょうど帰ってきた第一次攻撃隊を先に着艦させなければ、燃料切れで100機近くの飛行機が墜落する危険性もはらんでいたため、まずは収容という頭があった。

しかも爆弾では効果が薄いだろうし、攻撃機を護衛する戦闘機も少ない。

このため第一次攻撃隊の収容と並行して爆弾を魚雷に転換する作業を進め、完了したのち敵に向かう-というごくごく当たり前の命令を発したのだった。

その判断の裏には、索敵機が報告する島の北450キロにいるとされる敵との距離から「まだ時間はある」という判断とともに、何度も島から護衛戦闘機もなく攻めてきたアメリカ攻撃機が次々と零戦に撃ち落とされているのを目の当たりにしたこともあった。

「急降下で攻めてくるアメリカ機」

とはいえ、アメリカが島から実施した南雲機動部隊への攻撃もやみくもに行ったわけではなく、味方の機動部隊へ南雲機動部隊の正確な所在地を絶えず知らせることにつながった。

しかも、兵装転換に必死の南雲機動部隊の作業をしばし滞らせることに成功したほか、偶然だろうが、第一次攻撃隊の帰還と重なったため、アメリカ機と見間違えて味方機を撃ち落としそうになるなどの混乱も誘発させている。

4日午前8時半過ぎ、南雲機動部隊の各空母の甲板では第一次攻撃隊の収容を開始する。

同時に艦内では爆弾から魚雷への兵装転換を行っていた。

  エンタープライズで発進を待つTBD雷撃機 wst1507240007-n1

エンタープライズで発進を待つTBD雷撃機

山口多門少将 wst1507240007-p5

山口多門少将

 

空母『飛龍」 wst1507240007-p3

空母『飛龍」

 

3空母被爆時の状況 wst1507240007-p6

3空母被爆時の状況

 

「管理人のコメント」:

決断力のない司令官を年功序列で任命していた、帝国海軍の旧態以前の制度がもたらした弊害である。

馬鹿な無能な司令官のために、パイロット、整備員たちの命が一瞬にして失われてしまった。

ここは、やはり山口少将の言う通り、爆弾でもいいから発進させるべきだった。

このとき、後ろにいた山本司令長官たちは、何をしていたのだろうか?

戦艦大和で後ろからのこのこ付いていくより、先頭に立って進んだほうが連絡もつき索敵も出来て負ける筈がなかったのである。

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