ミッドウェー海戦(3)狂い始めた歯車…南雲機動部隊の“決断” 「第2次攻撃」要請で迫られる「兵装転換」4/4

兵装転換を命じた13分後、利根を発進した索敵機からミッドウェー島の北450キロに10隻からなる敵艦隊発見の知らせが届き、すぐさま艦種の確認を命じる。

そこに追い打ちをかけるように、再びミッドウェー島からアメリカ攻撃機16機が機動部隊に迫ってきたが、こちらも零戦の敵ではなかった。

8時9分には先ほどのアメリカ艦隊の中に空母がいないことが確認され、機動部隊の首脳陣はホッとひと安心の表情を浮かべた。機動部隊は、珊瑚海に続いてミッドウェーでも索敵に苦労していたのだ。

だが、それもつかの間、8時20分に利根機から「後方に1隻の空母を伴う」という報告が入ってきた。

しかも、飛行機が発艦中だという。

先手を取られた赤城の艦橋内で南雲中将と参謀長の草鹿龍之介少将が顔を見合わせた。

すぐに第二航空戦隊司令の山口多聞少将からも「ただちに攻撃隊発艦の要ありと認む」の意見が届いた。

山口少将は、島の空襲用に装着した爆弾をつけて甲板上に並ぶ機に可能な限りの零戦の護衛をつけ、アメリカ艦隊を攻撃しようという作戦だった。(園田和洋)

ミッドウェー海戦をテーマにした映画 日本では東宝が昭和35年4月に公開したカラー映画

「ハワイ・ミッドウェイ大海空戦 太平洋の嵐」が有名。

こののち東宝が戦争モノをテーマにした「8・15シリーズ」を次々登場させるが、その中でも度々使われた円谷英二の特撮が見もの。

千葉・勝浦海岸に原寸大の「飛龍」のオープンセットをつくり、洋上にいるかのようにみせている。

アメリカが建国200周年を記念して、1976年に製作したチャールトン・ヘストン主演の映画

「ミッドウェイ」でもこの映画のシーンを使っている。

 

「管理人のコメント」

指導部の気のゆるみが将兵まで伝染していた。

利根のカタパルトの故障により、30分近くも発艦が遅れたわけだが、有能な指揮官ならたくさんある零戦で八方を探しただろう。

その利根の索敵機であるが、雲の下を飛ぶべきところ悠々と雲の上を飛んだらしい。

そのため発見が遅れ、空母の発見も遅れてしまった。

山口少将は、爆弾でもいいからすぐに発艦させるように進言したが、無能な南雲と草鹿はそれを無視した。

馬鹿な大将のために空母に乗っていた我が将兵達は、その後地獄を見ることになる

そして山口少将は空母と運命を共にした。

南雲と草鹿はおめおめと山本長官に敵を取りたいと懇願した。

海軍軍令部は、山本長官と参謀たちと南雲や草鹿に責任を取らせるべきだった。

信賞必罰がない組織は壊滅する。

今の霞が関の官僚たちと同じである、何も日本人は反省していない。

 

【歴史事件簿】ミッドウェー海戦(3)狂い始めた歯車…南雲機動部隊の“決断” 「第2次攻撃」要請で迫られる「兵装転換」

カタパルトに載る零式三座水上偵察機

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