ミッドウェー海戦(3)狂い始めた歯車…南雲機動部隊の“決断” 「第2次攻撃」要請で迫られる「兵装転換」3/4

ミッドウェー海戦(3)狂い始めた歯車…南雲機動部隊の“決断” 「第2次攻撃」要請で迫られる「兵装転換」3/4

 

4月9日、イギリスの東洋艦隊が停泊するセイロン島北部、マリンコマリーの港と飛行場を空襲したときのことだった。

そのとき第2次攻撃の要請を受けた南雲中将は、雷装の艦攻を爆装に転換するように命じた。

ところが、作業が終わったころに「敵空母の発見」との知らせが舞い込んできた。

あわてて爆装から雷装に戻そうとしたところに、イギリスの爆撃機9機が奇襲してきた。

幸いにもこのときは敵機の爆弾が命中せず、しかもマリンコマリーへの第2次攻撃に出撃するはずの艦爆隊を緊急発進させて敵空母を沈めることに成功した。

このため、兵装転換で起きたチグハグな動きは問題視されなかったのだろう。

また、兵装転換をする際には、甲板上に魚雷と爆弾が散乱する。

ここで攻撃を受けたら誘発を起こして艦上が大爆発する危険性が高く、敵が絶対に攻撃してこないという確信がなければ決断できない。

[ホッとしたのもつかの間「敵空母発見」]

今回の作戦でも、突然のアメリカ機の攻撃に機動部隊は「敵空母か!」と色めき立ったが、ミッドウェー島からの攻撃と分かり安心の声があがる。

7機の索敵機からも敵艦発見の報告はなく、「周辺に敵の機動部隊はいない」と確信した南雲中将は午前7時15分、雷装で待機中の艦攻を爆装に転換するよう命じた。

この背景には、7日に攻略部隊がミッドウェー島に上陸する前に、敵の基地を徹底的にたたいておく必要に迫られていたこともあったのだろう。

だが、そこから命令のもたつきが始まる。

 

 

【歴史事件簿】ミッドウェー海戦(3)狂い始めた歯車…南雲機動部隊の“決断” 「第2次攻撃」要請で迫られる「兵装転換」

 

 

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