ミッドウェー海戦(1) 解読された暗号、軍部の奢りで情報がアメリカに筒抜け 3/4

ミッドウェー海戦(1) 解読された暗号、軍部の奢りで情報がアメリカに筒抜け 3/4

 

また、このときの作戦で索敵の難しさや艦隊同士の連携の悪さなど多くの問題が浮上してきたが、全体的には、「練度不足の五航戦(第五航空戦隊)でも空母を沈めた」とする変な自信が蔓延(まんえん)し、問題を振り返ることはしなかった。

首脳部のほとんどが島の戦力は大したことはないとみていたようだった。

だが太平洋艦隊司令長官のチェスター・ニミッツ大将は「日本軍の目標はミッドウェー」という確信に近い思いから、このとき日本側の航空機数が320機だったのに対し、アメリカもそれに対抗できる戦力までに増強していた。

「ずさんな情報管理」

今回のように、勝敗が今後の戦いを大きく左右するような作戦は、軍にとっては最高の機密事項のはずだった。

現に真珠湾攻撃のときは出港するまでは乗組員のほとんどが作戦のことを何も知らなかった。

ところが、今度は一般市民の方が乗組員よりミッドウェー作戦のことを知っていたという話もある。

それほどに当時の情報管理はずさんだった。

軍首脳部の中には「敵に一挙に出てきてもらった方が手間がかからない」などという奢(おご)った考えもあったようだ。

むしろ、当時はアメリカ軍の方が必死だった。

4月ごろには日本軍が大作戦を決行するといった予測はしていたようだが、「ハワイか、それとも本土の西海岸か」などとまとまりに欠けていた。

ただし4月中旬から日本軍からの電文に突然、「AF」「AO」の符号が出てきたことに気づく。

AOはアリューシャンとすぐに解読できたが、AFは…。

 

【歴史事件簿】ミッドウェー海戦(1) 解読された暗号、軍部の奢りで情報がアメリカに筒抜け

空母「加賀」

 

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