珊瑚海海戦(下) 史上初「空母対決」の凄まじき攻防…米と“痛み分け”の日本、ついに破竹の進軍止まる 1/4

珊瑚海海戦(下) 史上初「空母対決」の凄まじき攻防…米と“痛み分け”の日本、ついに破竹の進軍止まる 1/4

 

瑞鶴 甲板上の99式艦上爆撃機 wst1506120004-n4

「瑞鶴」甲板上の99式艦上爆撃機

昭和17年4月、オーストラリアとアメリカを分断するために実施されたニューギニア島ポートモレスビー攻略作戦に途中参戦した日本海軍の空母「翔鶴(しょうかく)」「瑞鶴(ずいかく)」の第5航空戦隊(以後は5航戦)は、アメリカ機動部隊を求めて索敵を繰り返すもとらえることができない。しかも軽空母とはいえ「祥鳳(しょうほう)」を失ったショックは大きく、イライラが募る一方だった。そんな中の5月8日朝、偵察機から敵機動部隊発見の一報が舞い込んできた。さっそく攻撃隊を発進させた5航戦。しかし、アメリカもそのとき日本の空母の所在をつかんでいた。

焦りと不満と

5月7日、アメリカ空母の「レキシントン」と「ヨークタウン」の艦載機の攻撃にさらされた祥鳳の沈没は、日本海軍最初の空母喪失となっただけにショッキングにとらえられた。

その後も焦りを覚えつつ陸海の基地を総動員して米空母の行方を追ったが、どうしても見つからない。また敵の空母以外の艦船を見つけては攻撃機を発進するも被害がかさむだけで、効果はいっこうにあがらなかった。

夕刻に敵空母発見の知らせを受けた5航戦も夜になるのを見越し、熟練パイロットによる攻撃隊を編成して向かわせたが、アメリカ艦が搭載するレーダー網にひっかかり、待ち受けられて成果があげられず、出撃した半数にあたる8機の雷撃機を失う。

しかも夜のためにアメリカ空母を味方と誤認し、着艦しようとした機もあったという。そのときは爆弾や魚雷は海中に投棄したあとだったので、逃げるのが精いっぱいだった。

 

大爆発の空母レキシントン wst1506120004-p1

日本期機の攻撃を受けて大爆発を起こした米空母「レキシントン」

日本海軍の攻撃を受けて猛煙を上げる「レキシントン」 wst1506120004-p2

日本海軍の攻撃を受けて猛煙を上げる「レキシントン」

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