珊瑚海海戦(上) 緊迫!南太平洋での“見えない闘い”…米攻撃で日本は初めて空母失う 1/4

珊瑚海海戦(上) 緊迫!南太平洋での“見えない闘い”…米攻撃で日本は初めて空母失う 1/4

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米空母「レキシントン」から発進する米軍機

昭和17(1942)年4月18日、インド洋で作戦展開した日本海軍機動部隊は成功のうちに終えて帰国の途中、連合艦隊司令部から1本の電文を受ける。現在、南太平洋で進行中の上陸作戦に2隻の空母「翔鶴(しょうかく)」と「瑞鶴(ずいかく)」を参加させよというものだった。司令部はアメリカ軍の力を低く評価したのか。戦線に投入して間もない2隻を作戦を通して練度を高めていこうという、いわば訓練感覚での投入だった。

5航戦招集

真珠湾攻撃でアメリカ太平洋艦隊に大打撃を与えた日本海軍の空母6隻を中心とした南雲忠一中将を司令とする機動部隊は、東南アジア、インド洋に展開するイギリス東洋艦隊を攻撃する。

その一方で、オーストラリアとアメリカを分断する目的でオーストラリア北東沖のソロモン諸島の一角、ツラギ島とニューギニア島のポートモレスビーを攻略する作戦に出た。

昭和17年3月8日、日本軍の拠点・ラバウルとポートモレスビーの中間にあたるニューギニア島・ラエとサラモアに上陸したところまではよかった。

ところが、10日にアメリカ空母「ヨークタウン」と「レキシントン」の艦載機に急襲されて130人の兵を失ったほか、上陸部隊の護衛の任務にあたっていた第4艦隊などの艦船のうち4隻を沈没させるという予期しない損害を負った。

敵の航空機による攻撃は味方の艦船ではなく、航空機で追い払うのが最良の方法だということは、これまでの戦いで日本海軍が実証してきたことだった。

にもかかわらず、今回の作戦で護衛についた空母は30機に満たない航空機しか搭載できない軽空母の「祥鳳(しょうほう)」のみという心もとないものだった。

これでは敵の空からの攻撃に対処できないと判断した現場指揮官の堀井富太郎陸軍少将は20日、正規空母による支援を求める電文を大本営に送信した。

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